= 山田研究室 = ---- == 研究室の基本情報 == ||場所 ||ゼミの曜日 ||教員 || ||16号館6F ||木曜 ||山田雅之(やまだまさし) || == 研究室見学 == ||期間 ||6月9日~6月20日(木曜3~5限推奨) || ||場所 ||木曜3~5限 11号館3F 画像メディア実験室 || || ||上記以外 16号館6F 山田研究室 || * 見学に来た場合は、学籍番号と氏名を指定の用紙に記入してもらいます * 見学に来たか否かを採否決定の際に参考にします == 面談 == 1次面接 ||日時 ||6月23日(月)18:30~ || || ||6月24日(火)17:00~ || || ||6月25日(水)14:00~ || || ||6月27日(金)10:00~ || ||場所 ||16号館6F 山田研究室 || 16号館6Fエレベータホールにきて、扉がしまっていたら、エレベータホールの内線電話で呼び出してください。 ==== 面談予約 ==== 下記要領でメールで連絡ください。 ||メール宛先 || myamada@sist.chukyo-u.ac.jp || ||メールタイトル ||2025年度ゼミ面接希望 || ||本文 ||学籍番号、氏名、面談希望日時、志望理由(400字程度) || == 研究室紹介 == '''「人の活動を支援するAIシステムの開発」''' ==== 研究室の方針 ==== 1. 自分ができることを積み重ね、少しずつできることを増やす 1. 作りたいシステムや解決したい課題などを、幅広い視点で考え、そのためにできそうなことを見つけ、卒業研究につなげていく ==== 研究室の特徴 ==== 1. メディア工学科の宮崎・中・兼松ゼミと共同で、ゼミを運営しています 1. AI技術を使った各種システム、CG・VRを使ったコンテンツ制作、アプリケーションの開発などを行っています ホームページ [[https://om.sist.chukyo-u.ac.jp/about.html|Open Media Lab]] ==== 研究テーマの例 ==== 現4年生の研究テーマ * 神社参拝マナーを学べるVRコンテンツの開発([[https://drive.google.com/file/d/1g0P1HAQ3b6yKKnga1_cMEqtWOq1QsG01/view?usp=sharing|研究紹介動画]]:音注意) * プラモデルの組み上げ作業支援システムの開発 * 強化学習を用いた自走ロボットの研究 * 近代公文書の行検出および文字認識の研究 * 大規模言語モデルを用いた多言語文章要約システムの研究 * ファッションコーディネートの評価に関する研究 * 剣道の練習支援システムの開発 * ゴミのポイ捨の地理的分布を自動可視化するシステムの開発 現大学院生の研究テーマ * 近代公文書自動解読のための自己教師あり学習手法の研究 * ブレインストーミングを活性化するための対話システムの研究 * 食資源に関する地域コミュニティー形成支援に関する研究 ==== 研究トピック 「近代公文書自動解読システムの開発」 ==== . '''【キーワード】''' 古文書、OCR、近代公文書データセット、深層学習 '''【背景と目的】''' 本研究室では、数年にわたり、近代公文書自動解読システムの開発を進めています。近代とは明治~昭和初期の時代のことを指します。この時代の公文書は、当時の史実が記録された歴史資料でもあり、近代史や当時の出来事を知るための貴重な資料でもあります。 日本の行政機関の文書からは、当時の日本国内および日本が統治していた近隣諸国における政策、当時の災害や疫病、などを知ることができ、各市町村に保管されている文書からは、その地域の歴史も知ることがでます。 しかしながら、くずし字や旧字体が多用された手書き文書であり、古文書の知識がないと読むことが難しいため、解読は容易ではありません。 このような近代公文書を歴史専門家のみでなく、外国人研究者や一般の人々が手軽に読めるようにするため、近代公文書自動解読システムは不可欠です。 '''【解読結果と課題】''' システムの現時点での認識精度は約95%です。下図は比較的丁寧に書かれた文書の解読結果の例です。吹き出し部分はシステムが誤認識しており、専門家により訂正しています。癖のある手書き文字、未知の単語(学習データにない単語)を表す手書き文字に対する認識精度が低く、いかにこれを改善するかが課題となっています。課題解決には様々なアプローチがあり、'''この研究に参加してくれる学生を広く募集します。 ''' {{attachment:example_ocr_result.jpg|システムによる解読例}}